2016.10.30
三重県三重郡朝日町の「デイサービスセンター往還」様における園芸療法サービス(H28.10.28)です。
白と赤の2種類のカイワレ大根を用意しました!
☆★☆カイワレ大根の水耕栽培☆★☆
①ザルとボウルを用意する
②種を入れて数回よく洗う
③種に水が浸るくらいにして暗所で栽培
④毎日水を替えて管理します
⑤芽が出てしばらくしたらお日様に当てて緑色をつけます
⑥収穫!!
水耕栽培ははじめての方がほとんでしたが、
皆さん興味津々で取り組んでくださいました!
種はそこまで小さくないですが、それでも指先を使った細かな作業です。
園芸療法の効果キーワードとしては、
手指の巧緻性、近い将来への期待感、上肢の運動
と言ったところでしょうか。
苦労しながら、楽しみながら、それこそ園芸の醍醐味です!
完成品はダンボールにいれ光を遮断します。
およそ10日後に収穫予定です!
簡単なので是非お試しください!
今回お邪魔した施設はこちらです↓↓↓
☆★☆ 住所:三重県三重郡朝日町大字柿字熊之田564 / tel:059-377-6011 ☆★☆
ショートステイや特別養護老人ホームも併設する大きな施設です。
クラギ株式会社
園芸療法士 常田(つねだ)
2016.10.25
三重県松阪市大口町のデイサービス「倶楽部ぱすとらる」様での園芸活動(H28.10.24)です。
①肥料を足して → ②混ぜて土づくり! → ③いざ土寄せ
9月6日に植えた馬鈴薯が順調に大きくなってきました!
追肥は地味な作業ですが、非常に大切な意味があります。
これから芋が太っていくための栄養になるからです。
☆★じゃがいもの追肥★☆
○期 間:植えてから1ヶ月おきに施す。
○施肥量:1株あたり40gほどで十分です。
○目 安:40gというと片手で一握り程でしょうか。
馬鈴薯は全部で16袋!たくさん採れるといいのですが…
12月の収穫を目指して、みなさん管理を頑張っています。
ご興味ある方はじゃがいもの生育も是非見に来てください。
(おまけ)
こちらもデイサービスで栽培中の茎ブロッコリー。初収穫できました!
茹でると鮮やかな緑色になり、新鮮で柔らかくとってもおいしかったですよ!
倶楽部ぱすとらる 三重県大口町98番地
【施設情報はこちら】→ https://engeiryoho.jp/intro.php
クラギ株式会社
園芸療法士 常田(つねだ)
2016.10.25
三重県松阪市大口町のデイサービス「倶楽部ぱすとらる」様での園芸活動(H28.10.20)です。
たくさん収穫できました。
収穫したばかりの枝豆をすぐに塩ゆでしてオヤツに!おいしかったです!
また、前回の体験で収穫した生姜も、職員さんがおいしく調理してくださいましたよ!
生姜のおいしい料理法は
「カビないように少し干して、甘酢につけるだけ」だそうです。小粒の生姜もこれなら楽しめます!
枝豆の種を播いたのは6月末、生姜の種芋を植えたのは3月末です。
栽培期間が長かっただけに利用者様も喜びも一塩です!
ちなみに枝豆を栽培していたプランターには、季節のお花を寄せ植えしてリメイクです。
10鉢以上のきれいなお花が、施設の玄関を彩っています!
園芸でにぎやかな倶楽部ぱすとらる様に是非お立ち寄りください☆
倶楽部ぱすとらる
住所: 三重県大口町98番地 / tel: 0598-30-6617
【施設情報はこちら】→ https://engeiryoho.jp/intro.php
クラギ株式会社
園芸療法士 常田
2016.10.25
タイトルの通り…
10月より農業屋と園芸療法を実施できる施設が増えました!!
三重県三重郡朝日町にあります「デイサービスセンター往還」様です。
☆★☆ 住所:三重県三重郡朝日町大字柿字熊之田564 / tel:059-377-6011 ☆★☆
ショートステイや特別養護老人ホームも併設する大きな施設です。
さっそく園芸療法活動として 10月17日、22日に
この季節にぴったりな「パンジー・ビオラの寄せ植え体験」を行いました!
土の匂いや、花の香り、鮮やかな花の色合いなど
五感をフル活用する園芸療法を存分に味わって頂き
「かわいい花!」「久しぶりで嬉しい。」などとお喜びのお声を頂けました。
☆★パンジー・ビオラの育て方★☆
置く場所:日当たりのよい室外がベストです。寒さにはとても強く、霜にも雪にも負けません。
水やり :乾いたらたっぷりやりましょう。
肥料 :月に一回ほど緩効性肥料を施してください。
管理 :花柄摘みに力を入れてください。
今月は10月28日、来月は11月4日、14日、26日が園芸療法の日です。
ご興味あります方は お気軽にご見学にいらっしゃってください。
クラギ株式会社
園芸療法士 常田
2016.10.14
三重県松阪市大口町のデイサービス「倶楽部ぱすとらる」様での園芸活動(H28.10.14)です。
3月末に植え付けていた生姜種…
ポットでじっくり芽出しをして、
その後は土嚢袋で栽培していましたが、本日ついに掘り出しです!!
今年は植え付けの後すぐに多雨になり、腐ってしまった種芋が多かったので貴重な4袋です。
みなさん楽しみにされていたのでこちらもドキドキでした。
まずは袋をひっくり返して → 本当に小ぶりですが一応、収穫できました! → 最後は使っていた土を処理します。
やはり今年は収量も少なく、株も小ぶりで反省です。
水の抜けが悪くて腐りがちだったのと、追肥のタイミングが…次回の課題です。
ただ、利用者様に「梅酢につけよう」「ひね生姜も食べれるから」などと
盛り上がって頂けましたのが救いです。。
療法的には、上肢の筋力刺激と、達成感の醸成、また土を扱う際に注意機能を刺激することができます。
※注意機能:土をこぼさないように扱う、手が汚れないように扱う など多様な考えが頭の中を巡るのです。
今回はやや残念な結果になってしまいましたが、
生姜の栽培自体は決して難しいものではないので、是非お試しください☆
土でできる野菜は、掘り出した時の利用者様の表情が最高ですよ!
クラギ株式会社
園芸療法士 常田
2016.10.12
本日は 園芸療法のメリットとして「手指の巧緻性を保つ」をお伝えします。
「手指の巧緻性」と言われても療法に携わらない方はピンとこないかもしれません。
平たく言うと「手先の器用さ」のことです。
高齢者は、肌の乾燥や指の震え、病気など様々な理由から
細やかな動きが苦手になる方が多くみえます。
ひとたび 自分が以前より不器用になったと感じてしまうと
細かい作業にイライラを覚え、ついには作業自体を拒否するようになってしまいます。
生活の中で ①今までできたことが難しくなる→②しなくなる→③本当にできなくなる という悪循環が起きます。
また、手指の細かい作業は脳への刺激も大きいので(人類が進化したように…)
認知症予防のためにも手指の巧緻性は維持したいものです。
そこで園芸です!!
園芸では、肥料や種を”一粒ずつ摘まむ”動作や 支柱に誘引するために”紐を結ぶ”動作 など
手指の巧緻性が求められる細かい作業がたくさんあります。
こうした作業をうまく切り取って、対象となる方へ提供するのが園芸療法士の仕事です!
もちろん、やはりうまくできずに嫌がる方もみえますが、楽しい作業は自分でやりたいものです。
自らでお世話して達成感を得たいと言う気持ちが、作業意欲を生み、廃用予防につながります。
最近、細かい作業が苦手になってきたという方がみえましたら
是非お試しください!
クラギ株式会社
園芸療法士 常田
2016.10.11
本日は 園芸療法のいいところとして 「両手作業が自然に行えること」をお伝えします。
右脳と左脳をバランスよく活用すると健康によいことは周知のことですが、
手っ取り早く両方の脳をバランスよく働かせるには 両手を満遍なく使うことが近道です。
健康な私たちは 少し意識するだけで 両手をバランスよく使うことができます。
しかし 高齢者の中には 「少し痛みがある・少ししびれる 」 など何らかの理由から
麻痺など身体機能として大きな不自由があるわけでもなく
「ちょっと気乗りしない」程度で利き手に頼りがちになってしまうことはよくあります。
使わない腕の機能はどんどん衰えていきます。もちろん右脳と左脳の活躍する機会も平等ではありません。
そこで園芸の登場です!!
「興味があれば心が動き 心が動けば からだが動く」
これが園芸療法の醍醐味です。
日頃は嫌がる両手作業も 「園芸を上手にしたい」と思えば自然に両の手が出ます。
無理強いしなくても 腕の身体機能と脳機能の廃用予防が 一度にできてしまいますよ!
また麻痺などがおありの方にも 適切な介入や作業工夫があれば十分園芸は楽しむことができますのであしからずご了承下さいませ。
是非お試しください!
クラギ株式会社
園芸療法士 常田雄生