2016.09.22
少し遅くなってしまいましたが
三重県松阪市大口町のデイサービス「倶楽部ぱすとらる」様での園芸活動(H28.9.12)です。
以前、高齢者の皆様と一緒に定植したか
または、種まきした冬野菜が大きくなってきたので追肥を行いました!
①化成肥料を株元へまく
②肥料の上に増し土をする
③仕上げに水やりを行う
一口に追肥といっても、粒の化成肥料をバラまく方法や、
液体の有機肥料を薄めて散布する方法など様々です。
この日は野菜によって追肥の方法を変えて上記の両方とも体験してもらいました!
ちなみに育てているのは
ブロッコリー、芽キャベツ、サラダキャベツ、青梗菜、ハツカダイコンなどなどです!
また、緑色と言っても野菜によって様々で、並べるととても綺麗に見えました。壮観です。
順調に育っているので利用者様も成長を楽しみにしています!
楽しみを持つことは、老後のやりがいを生み、生活の質(QOL)の向上に役立ちます。
高齢者施設で園芸を取り入れることはメリットがたくさんですよ~
※「倶楽部ぱすとらる」様は 地域密着型通所介護施設です。
いつもわいわいとアットホームな雰囲気で居心地がよく、職員さんも面白くて優しい方ばかりです。
気になった方は是非お気軽にご見学にいらしてください!
倶楽部ぱすとらる 三重県大口町98番地
【施設情報はこちら】→ https://engeiryoho.jp/intro.php
クラギ株式会社
園芸療法士 常田(つねだ)
2016.09.06
三重県松阪市大口町のデイサービス「倶楽部ぱすとらる」様での園芸活動(H28.9.6)です。
今日は秋馬鈴薯の植え付けを行いました!
①土に「いも専用肥料」を施してよく混ぜます
②一つ一つ切らずに植えます
この後、芽だしに成功したら、芽かきをして定植へと進みます。
昨年は豊作でしたが、今年はどうでしょうか…皆さん楽しみにされています。
療法的には、土を混ぜることで「運動量の確保」や
育ちや収穫を楽しみにすることで「近い将来への期待感を持つこと」などが狙いです。
じゃがいもは袋で栽培することで場所を選ばず、どこでも、誰でも、栽培可能です!
福祉施設で行う園芸でも簡単なのでとってもおすすめです。是非お試し下さい!
クラギ株式会社
園芸療法士 常田(つねだ)
2016.09.03
本日は園芸療法のいいところとして、「園芸は飽きない」をお伝えします。
高齢者施設で”趣向を凝らしたレクリエーション”や”楽しんでできる機能訓練”、
”大掛かりな季節イベント”を行おうとすると
準備から実施、片づけまで、担当者は日頃の介護業務に加え本当に大変ですよね。
それなのに介護現場では
「苦労して企画したのに、すぐに飽きられてしまう。」というお悩みや
「毎年同じことの繰り返しで実は飽き飽きされているかも…?」という不安、
「恒例行事にスタッフが先に飽きてしまってレクの時間が苦痛…」という不満をお持ちの方は実はとっても多いんです。
そんなあなたに朗報です。
園芸を始めてください!そう、園芸は飽きがこないからです。(イラスト参照)
園芸は、大まかに言えば、”植物”と”土”と”鉢”の3つがあればはじめられます!
イラストのように、昨年トマトの栽培を行った方でも、今年もまたトマトの栽培を楽しみにされる方が非常に多いんです。
また、「次はミニトマトや違う野菜を育てたい」など自発的にやりたいことが生まれるのも園芸の良い所です。
このご要望に応えるために提供する側がすることは何も難しいことではありません。
鉢など必要な道具は昨年用意してますから、種や苗と土を新しくするだけです。
つまりお手軽なマイナーチェンジで利用者様のご要望に対応できて満足度が向上するんです。
なぜか?理由はかんたんです。
・園芸は、知れば知るほど奥が深いので一度ハマると飽きれない。
・園芸は、実がなったり花が咲くなど短期間で”達成感”を得やすく興味が持続しやすい
・園芸は、五感をフル活用する作業であり、普遍的に楽しめる。
などなどです。
最近マンネリ化に頭を悩ませている~という方は
是非園芸をお勧めいたします。
クラギ株式会社
園芸療法士 常田(つねだ)